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病院で父娘の思いがけない再会
米ニューヨークの病院で看護師として働く女性は、転院してくる末期がん患者の名前を医師から聞いて耳を疑った。その名前は生まれて間もなく母親と離婚して、行方が分からなくなった父親と全く同じ。写真もなく、顔すら分からない父親が自分の勤める病院に運ばれてくるのかと、女性は動揺したという。

米紙ニューヨーク・ポストなどによると、ニューヨーク・ブロンクスのカルヴァリー病院で働く41歳の看護師ワンダ・ロドリゲスさんは、8月25日が忘れられない1日となった。この日、別の病院から転院してきた末期がん患者の名前を医師から聞いたロドリゲスさんは「固まった」(ニューヨーク・ポスト紙より)。その患者はビクター・ペラザさんという60歳の男性。彼女がその名前に反応したのは、生まれて間もなく自分の前から姿を消した父親と同じ名前だったからだ。

ロドリゲスさんの両親は、高校時代からの交際を経て結婚。両親はロドリゲスさんと姉の2人の子どもをもうけながらも間もなく離婚した。母親は2人の子どもを引き取り、郵便公社で働いて生計を立てながらブロンクスで生活。その間、家族で父親についての話題は一切上がらず、父親からの連絡も一切なかった。そのため、「父がどこにいるか分からなかった」状態だったという。また、父親の写真は一切残されず、彼女がその顔を思い出す機会は失われてしまった。

それでも「いつも私のすぐそばを歩いていたように思っていた」と想いを秘めていたロドリゲスさん。しかし、時が経つに連れて「再会は難しい」と諦めの気持ちが強くなっていたらしい。そんなとき、突然父親と同じ名前の人が自分の勤める病院にやってくると知り、彼女は浮き足だった。そして、運ばれてきたペラザさんの病室へと足を向ける。

今まで父親の顔を知らないはずのロドリゲスさんだが、病室に入りペラザさんの肌や目の色を一目見るなり「この人が父に違いない」(米放送局ABCより)と分かったそうだ。最初は看護師らしく、気分を尋ねるなどの会話から始めたが、子どもの話になったとき「感情が高ぶり、部屋から飛び出した」という。それはペラザさんがしっかりと「ジーナとワンダという娘がいるよ」と答えたからだ。記憶の中には名前しか残っていなかった父親の存在を目にした瞬間、ロドリゲスさんは涙を流した。

落ち着きを取り戻し、再び病室へと入った彼女は「私はワンダよ、あなたの娘よ」と話しかけた。すると、ペラザさんは「君が私の娘だと分かってたよ」と語りかけ、娘の目を見つめたという。その後2人はお互いに泣きあったそうで、末期がん患者のペラザさんは「死ぬ準備ができたよ」(ニューヨーク・ポスト紙より)と、すっかり落ち着きを見せている様子だ。

離婚後はクイーンズ地区に移り、再婚することもなく銀行員として働いていたペラザさん。1年半前にがんと診断されて以来転院を繰り返し、この8月に偶然移ることになったのが、ロドリゲスさんの勤務先にあるホスピスだったそうだ。ロドリゲスさんは、姉や母、自分の子どもを父親に会わせたほか、自分の勤務時間前にも世話をするために病室を訪れているという。

ペラザさんは再会を果たしてからしばらくして「いい父親でなかったのは分かっている」(ABCより)と謝罪。これを受けて彼女は「父親に会いたいと思わない娘なんている?」と許し、今はそばにいる喜びを噛みしめているようだ。
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