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黒猫はなぜ不吉?
「黒猫が前を横切ると不吉なことが起こる」。

なぜか昔からよくいわれていることですよね? 確かに夜道でばったり黒猫に出会うと、ちょっと怖いかもしれませんが、よく考えると三毛猫でもトラ猫でも結局同じのような気が…。だとしたら、黒猫だけがこんな悪いイメージを植え付けられているのは、ちょっと不公平だと思いませんか?

そもそも、黒猫が「不吉」の象徴とされたのは、中世のヨーロッパで行われていた「魔女狩り」とかかわりがあるといわれているそうです。とある村で「魔女」の疑いがかけられた老婆が黒猫を飼っていた…などなど、黒猫が魔女の使いであるという言い伝えが数多く残っています。

その後、魔女狩りの時代が終わっても、魔女×黒猫のイメージだけがなぜか根強く残ってしまったようです。そういえば童話や映画の中では魔女のかたわらには必ずといっていいほど黒猫がいますよね?

でも、魔女×黒猫のイメージがここまでヨーロッパ、さらに日本の人々にまで伝播したのは、何か信仰みたいなものが関係しているのでしょうか? 明治学院大学の学院牧師を務めている、北川一明さんに伺いました。

「結論から言うと、黒猫の不吉なイメージとキリスト教の教理とは直接的な関係はありません。中世ヨーロッパで、黒猫が魔女の使いとして邪悪視されていたという話は、あくまでも民間伝承であって、中世ヨーロッパで厚く信仰されていたキリスト教の教義には、“黒猫”も“魔女”も全く関係していないのです。もちろん聖書にも登場していません」

中世ヨーロッパの人々の考え方に強い影響力を持っていたキリスト教と関係ないとすると、この黒猫の言い伝えは、どうしてここまで根強く残っているのでしょう?

「キリスト教では、“○○は縁起が悪い”というゲン担ぎの思想を禁止しています。とはいえ、やはり人間は弱い部分を持った存在です。何かにゲンを担いだり、不吉な出来事を何かのせいにしたりするのは、生きていくうえで仕方のないことだったのかもしれません。そういう意味で、魔女や黒猫の俗信は、中世ヨーロッパから現代まで、民間レベルで長く信じられてきたのかもしれませんね」

黒猫や魔女の言い伝えは、それ自体の良し悪しはともかく、人間の力ではどうすることもできない不運や不幸を消化するためのツールだったのかもしれません。

そう思うと、現代を生きる私たちだって、何かにつけて嫌なことを誰かや何かのせいにしたくなっちゃいますものね。黒猫は、時代も国も超えて、長い間人間の“嫌なこと”を引き受け続けてくれているのかもしれません。

今夜もしあなたの前を黒猫が横切ったら、そっと「ありがとう」と言ってあげてください。
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