気まぐれにゅ~す
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3D映画は下降傾向
元ネタであるSlateが報じたところによりますと、3D映画は2009年から2010年初めにかけては利益を上げていたようですが、トイ・ストーリー3の辺りからは下降の傾向にあるようです。トイ・ストーリー3の興行収入は1億1030万ドル(約84.6億円)という大ヒットでした。が、内訳を見てみるとそれぞれの映画館で3D版の売り上げは2D版よりも5%少なかったという結果がでています。

もちろん映画によっては3D版が大成功を収めているケースもあります、Tronがその良い例でしょう。3Dで大ヒットを記録したアバターのジェームズ・キャメロン監督はこう言います「素晴らしい映画体験にならないのなら、わざわざ余分なお金を払ってまで人は見たいと思わない。」と。3D版があれば誰でもそちらを見たがるというわけではないのです。3Dのかいがある映画の内容で、その3Dの質も上質なものでなければ3D版でなくてもいい、もはや2D版を好むという人は多いのではないでしょうか。

個人的に興味深いのは、3D版を見た人の何割がしょうがなく3D版を見た人なのだろう、ということ。映画館に行ってみたら3D版しかやってなかった。2Dがあればそっちを見たのに、という人きっと少なくないと思います。レディースデーの水曜日だって3D版は通常料金ですし、メガネが嫌いだという人もいます。

そもそも映画好きの人の多くは、「英国王のスピーチ」で見たような役者の演技力の素晴らしさや、「ソーシャル・ネットワーク」で見たような人間関係がからみあうストーリーや、「エターナル・サンシャイン」で見たような場面の美しさと奇抜さや、そういったものを求めているのではないでしょうか。

3Dは映画の魅力の一部ではありますが、それは3Dがぴったりはまった場合のみ。3Dよりも、ストーリーや役者の魅力の方が断然大きなパートを占めていると思います。エンターテイメントとしての3D映像を求めているならばディズニーランドのキャプテンEOを見た方が満足する気がしますけど。

さて、3D映画不振の中ハリウッドはどこへ行くのか。
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